透明な日差し
遠く貴方を見つめ、貴方を想っていた
私の想いは遂に届かなかった
千の暴力も万の無関心も
一片の眼差しには叶わないと私は思う
貴方を想う人は貴方と同じように
その道を歩いていたのだから
しかし貴方は自らを
誰をも追えない暗闇に投げ込んでしまった
糸は解け
無数の蔑みからも
私からも自由になる
貴方とのつながりが
あの細い糸が
夕焼けを織り込み風を織り込む
この世界にひとつしかないただ一本の糸が
貴方が目を閉じるだけで
はじめからなかったように消える
貴方が今どこにいるのか知りたい
貴方が今何を想っているのか知りたい
貴方は未だ暗闇の中にいるのか
それとも透明な輝きの中にあるのか
冷たさは
痺れ涙さえ凍る冷たさは
貴方を殺すためではなく
あの温もりを、涙を溶かす陽のかがやきを
貴方に感じさせるためにあるのだと
そう貴方に伝えられたら
